2012/01/23

松本大学観光ホスピタリティ学科白戸ゼミと辰野高等学校が地域グルメのローメンと山賊焼を商品化

1月20日(金曜日)、株式会社サークルKサンクスと、辰野高等学校、そして本学の観光ホスピタリティ学科の白戸ゼミが共同で開発した商品、「ローメンPAN!と山賊焼PAN!」の先行販売が本学にて行われた。これは、1月24日(火曜日)からの販売に先駆け、学内で限定100食を売り出したもの。

サークルKサンクスと白戸ゼミとの共同開発は、今回で6回目を数える。辰野高校はローメンを、松本大学白戸ゼミは山賊焼の活性化の取り組みを行ってきていたため、「ご当地グルメのPRに貢献したい!」と約半年前の6月から本格的に共同で開発に取り組んできた。

実はこの商品化の構想が始まったのは2年前。本学をすでに卒業した白戸ゼミの先輩たちによって山賊パンとローメンパンが開発され、それを後輩たちが受け継いできた。学生だけではなく、「伊那ローメンズクラブ」と「山賊焼を考える会」の協力、さらに「辰野パン工場」と「ベーカリー麦の穂」にも監修をいただきながら、どのような味付けにするかはもちろん、商品名もパッケージデザインも全員で考案し、本学の大学祭での販売を経て、ついに今回の商品化に至った。

用意された100食は30分で完売となった今回の先行販売。開発に携わってきた学生たちは1月24日(火曜日)から始まる店舗での販売に期待を高めている。販売は2月20日(月曜日)までの期間限定。長野県内のサークルK133店舗で販売されるとのこと。

こうして実際に商品化に至るまでの過程を経験できたことは、確実に学生たちの成長を促している。また共に取り組んできた高校生からは、「大学に行って更に商品開発を学びたい」と学ぶ喜びを改めて認識したという声も聞かれた。今回の取り組みが、学生たちの更なる学びにつながることを期待したい。